建設技術情報(第16期) - 点検・診断やモニタリングの技術TECH16

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防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-33 グラウンドアンカー緊張力点検の効率化を図る「VIBRES(ビブリス)システム」

緊張力測定に振動を用いることで、点検作業の効率化と安全性向上を実現

アンカーの自由長部に小型バイブレータを取り付け、スウィープ振動を加えることでテンドン自由長に固有振動を励起し、その周波数から緊張力を測定する技術

グラウンドアンカー(以下、アンカー)は、緊張力によって斜面やのり面の安定化を図るもので、維持管理が必要な構造物です。従来の緊張力測定には、油圧ジャッキを用いたリフトオフ試験が行われていましたが、足場や大型機材が必要な試験で、これに代わる簡易で安価な方法が求められています。
本技術は、アンカーのテンドン自由長(PC鋼より線)が、アンカー頭部と定着部の2点で固定された「弦」として振動することに着目したもので、その振動は、緊張力とテンドン自由長の長さに応じて変化する固有振動周波数を持っています。本技術では、小型バイブレータによってアンカー余長部に時間とともに徐々に周波数が高くなる「スウィープ振動」を加え、地盤内にあるテンドン自由長の固有振動を発生させ、その周波数を加速度計で読み取り、長さ、密度、周波数の物理式によって緊張力を算出するものです。1回の測定時間は60秒~120秒と従来の方法に比べて短く、測定機材も軽量・コンパクトで、維持管理の効率性および安全性の向上を実現します。

  • グラウンドアンカー緊張力点検の効率化を図る「VIBRES(ビブリス)システム」
  • グラウンドアンカー緊張力点検の効率化を図る「VIBRES(ビブリス)システム」
  • グラウンドアンカー緊張力点検の効率化を図る「VIBRES(ビブリス)システム」
中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋株式会社 名古屋支店 道路技術部  担当 / 山崎 充

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B-27 道路を支える調査点検・維持作業技術

ラインセンサーカメラと光切断法で路面性状とトンネル覆工面を調査する測定車「イーグル」

路面性状とトンネル覆工面を調査する技術

1台の車両で、路面とトンネル覆工面・道路付属物の調査ができる多機能型道路性状測定車。時速100km/hで路面性状調査またはトンネル覆工面を高精細カラーで撮影し、光切断法で表面形状を高密度に測定する。

  • 道路を支える調査点検・維持作業技術
  • 道路を支える調査点検・維持作業技術
西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社 営業推進本部 営業部  担当 / 松田

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B-28 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」

高頻度モニタリングにより損傷箇所を自動検出し、見える化、省力化を実現、さらに修繕計画までサポート

路面測定装置【ACTUS】と舗装管理システム【PSSⅡ】のマッチング技術は、ACTUSで乗り心地を測定した結果をPSSⅡに取り込むことにより路面状況を可視化できる技術となっており、高度な維持管理業務が可能となる。

ACTUSは舗装路面の状況を評価するIRI(国際ラフネス指数)簡易計測システムであり、加速度センサーと衛星利用測位システム(GPS)を装着した一般車両を走行させることにより、日常的のモニタリングを可能とした。PSSⅡはACTUSで得られた結果から道路基盤地図に路面状態をマッピングと動画による可視化、システムの自動集計による補修範囲の自動選定、概算工事費の算定の省力化が実現できる。

  • 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」
  • 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」
  • 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」
  • 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」
地崎道路株式会社 工務部ICT推進課  担当 / 山田 雄一

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-31 最先端技術を使って斜面災害を未然に防ぐ!
「SVマップ」「感太郎」

点群データから作成される詳細な地図とIoT傾斜センサーの活用により斜面の危険性を見える化

『SVマップ』により細かな地形を視覚的にわかりやすく表現
『感太郎』により小型軽量・省電力・低価格で斜面をモニタリング

『SVマップ』と『感太郎』により、地形に潜在する危険性を見える化する技術です。
『SVマップ』は、Sky View Factor(天空率)を応⽤し、UAV等の点群より傾斜度とカラー合成して画像化する新しい微地形表現図です。
『感太郎』は、MEMSにより小型軽量化・省電力・低価格を実現したIoT傾斜センサーです。
対象が河や湖の場合でも,魚群探知機を活用した『Nソナー』の点群より水底を知ることができます。

  • 最先端技術を使って斜面災害を未然に防ぐ!<br>「SVマップ」「感太郎」
  • 最先端技術を使って斜面災害を未然に防ぐ!<br>「SVマップ」「感太郎」
  • 最先端技術を使って斜面災害を未然に防ぐ!<br>「SVマップ」「感太郎」
中央開発株式会社 技術センターDX推進室  担当 / 岡田 直人

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-32 補強材の非破壊診断が可能な補強土壁「多数アンカー用NDパネル」

日本の土壌に合わせて開発した多数アンカー式補強土壁工法の健全性を非破壊で診断する技術

・診断時の壁面材の斫りや復旧作業が不要で周辺環境への影響の軽減が図れる。
・補強材の過緊張等が検査可能なため補強土壁の安全性の向上が図れる。
・補強材に作用する荷重を開放しないため診断時の作業安全性の向上が図れる。

従来の補強土壁の補強材は、コンクリート製壁面材(以下壁面材)の背面に取り付けられ、盛土構築後は土中に埋設される。目視点検により壁面材に異常が認められた場合、補強材の健全性を確認するために壁面材を破壊して補強材を露出させて診断し、診断終了後に破壊した箇所をコンクリートで埋め戻す必要がある。当該技術は、従来埋設された補強材の頭部を壁面材の前面に露出させることで、壁面材を破壊することなく実際の補強材の健全性を容易に診断できる。

補強材の非破壊診断が可能な補強土壁「多数アンカー用NDパネル」
岡三リビック株式会社 ジオテクノ部  担当 / 林 豪人

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-35 路面性状測定車およびコンクリート補修材

・「路面性状測定車」により舗装点検の効率化を図る
・低粘度の有機系クラック補修材により、良好な充填性と強度回復を実現「クラックリペア」

・測定ユニット着脱可能、(一財)土木研究センターの検定に合格(わだち掘れ、平たん性、ひび割れ幅、距離)
・低粘度、高浸透性コンクリート補修材

・測定車のルーフ前方部に搭載したレーザで、わだち掘れ、平たん性を測定します。また後方カメラで、見下ろす形で路面を面的に撮影し、ひび割れ巾1mmを認識します。
・低粘度の有機系コンクリート補修材です。巾の狭いクラックにも水の様に浸透し、せん断部を付着させ補修し、コンクリート版の強度を復元します。

  • 路面性状測定車およびコンクリート補修材
  • 路面性状測定車およびコンクリート補修材
  • 路面性状測定車およびコンクリート補修材
世紀東急工業株式会社 技術本部 技術部 技術グループ  担当 / 吉野 敏弘

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B-29 RFID構造物診断技術「Wimo」

―RFID技術を活用した構造物モニタリング/情報管理システム―

・RFIDひずみ計測システム
・RFID腐食環境検知システム
・iコンスペーサを用いた情報管理システム

【RFID腐食環境検知/ひずみ計測システム】
RFID(Radio Frequency Identification)は、電子マネーやICカードに利用されている無線通信を用いて、ICタグに情報を書き込み、読み取る通信技術です。
この技術を利用してコンクリート構造物の内部の状態、例えば、鉄筋が腐食、あるいは鉄筋やコンクリートのひずみを非破壊・非接触で計測するシステムを提供します。
腐食環境検知システムは、コンクリート構造物中の鉄筋を模擬した鉄センサの腐食状態をRFIDで無線計測するシステムで、このシステムにより鉄筋周辺の環境変化を捉えることができます。
ひずみ計測システムは、コンクリート構造物中の鉄筋や内部コンクリートに発生するひずみをRFIDで無線計測するシステムです。
計測部のセンサと通信部のRFIDタグはいずれもコンクリート中に埋設され、また計測時の電源供給も不要なため、完全ワイヤレスでの計測を実現しています。
【iコンスペーサを用いた構造物情報管理】
ICタグのメモリと個体識別IDを活用することで、コンクリート製品の製造や施工に係る諸情報を効率的に管理するシステム提供します。
コンクリート製品の製造・施工において、現場作業を省力化し、製品データの一元管理を実現するためのアプリケーション開発を行っています。
新システムでは携帯端末の制御により情報の記録と読み込みを行い、ハンディ型プリンタで帳票を印刷することができます。
帳票を製品に貼ることで現場視認が容易となり、工場出荷から現場受入れまでの作業軽減と、それによる施工の効率化が期待できます。

RFID構造物診断技術「Wimo」
太平洋セメント株式会社 中央研究所 研究開発推進部  担当 / 井坂 幸俊

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-34 道路構造物への措置の必要性評価技術「DN-RAMS/SIVE」

心配な橋を効率的に診察して,地域に必要な道路を守り安全・安心を実現!

[DN-RAMS]社会インフラのリスク分析と効率的な整備計画
[SIVE]社会インフラ(橋梁床版)の現状の評価

[DN-RAMS]先進的道路都市整備計画支援サービスとして、平常時と災害時の高度なシミュレーション解析(津波・高潮・氾濫)を駆使し、管理エリアの道路の重要度を総合的にランキング、施設整備事業の優先度を提示します。
[SIVE]床版の耐荷性能を衝撃荷重載荷試験機で評価します。橋面からの作業のみで足場を必要とせず、短時間に多くの床版パネルが試験可能です。「SIVE」

  • 道路構造物への措置の必要性評価技術「DN-RAMS/SIVE」
  • 道路構造物への措置の必要性評価技術「DN-RAMS/SIVE」
大日本ダイヤコンサルタント株式会社 インフラ技術研究所  担当 / 横山 広
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