建設技術情報(第16期) - 防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術TECH16

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防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-19 道路橋を補修・補強する工法「スーパーホゼン式工法」他

主に道路橋の下面から厚みを増すことで補修・補強する技術

長寿命化対策・補強・再補強

スーパーホゼン式工法は超低粘度のエポキシ樹脂注入を併用した下面増厚工法で、橋梁の長寿命化対策工法とし、また補強・再補強工法として活用される工法です。主にRC構造の床版下面を増厚するもので特長アンカーを用いることで確実な施工を可能としました。また構造物の下側から施工するので交通規制を必要としません。

  • 道路橋を補修・補強する工法「スーパーホゼン式工法」他
  • 道路橋を補修・補強する工法「スーパーホゼン式工法」他
一般社団法人日本建設保全協会 本部事務局  担当 / 中村・三輪

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-19 Rアンカー

すべて抜き取り可能なあと施工アンカー

施工、安全

Rアンカーは仮設材用のアンカーボルトで、使用目的後に抜き取ることを可能にしたあと施工アンカーです。従来、構造物内部に残置したままであった鉄筋を抜き取ることで、構造物の劣化を予防し将来の施工の妨げになりません。油圧レンチ等を用いて逆回転を加えることで抜き取りが可能です。

  • Rアンカー
  • Rアンカー
一般社団法人日本建設保全協会 本部事務局  担当 / 中村・三輪

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-02 災害復旧を安全に行う無人化施工技術

無人化施工の遠隔施工技術により、建設作業の安全性の確保と生産性向上を実現

無人化施工技術
 ・遠隔施工
 ・安全性の確保
 ・災害復旧工事や劣悪環境での適用

無人化施工技術とは、建設工事を遠隔地より安全かつ円滑に行うものです。ラジコン装置等を取り付けた建設機械群をオペレータが遠隔地より操作することで安全性を確保します。また、工事を支援するシステム群により作業効率が向上しています。雲仙・普賢岳においては、砂防堰堤の築堤、構造物設置、除石工事に採用されています。本施工は、最近では雲仙・普賢岳のみならず各地の災害復旧工事や劣悪環境現場に適用されています。

  • 災害復旧を安全に行う無人化施工技術
  • 災害復旧を安全に行う無人化施工技術
  • 災害復旧を安全に行う無人化施工技術
  • 災害復旧を安全に行う無人化施工技術
建設無人化施工協会・建設無線協会 所属会社: 大成建設株式会社土木本部機械部機械計画室  担当 / 小森 聡

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-41 極寒地のコンクリート表層を保護する技術「IZW.Shield(いず・しーるど)」

塗布後2時間養生のシラン系表面含浸材、極表層に確実な疎水層を形成

・塗布後2時間養生
・極表層の疎水層を確実に形成
・コンクリート含水率に影響されにくい疎水層

塗布後2時間養生なので予期しない降雨による再塗布確率が大幅に低減でき、工程管理に貢献できます。また含浸深さを追求しないでコンクリート極表層の疎水層形成を優先させることで、極寒地の凍結融解対策に効果を発揮します。また、コンクリート含水率の影響を受けずに疎水層を形成します。

  • 極寒地のコンクリート表層を保護する技術「IZW.Shield(いず・しーるど)」
  • 極寒地のコンクリート表層を保護する技術「IZW.Shield(いず・しーるど)」
泉建設工業株式会社 技術開発部  担当 / 豊吉 明彦

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-28 コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」

コンクリート目地を超耐久シーリング材で防水処理することにより、コンクリート構造物の長寿命化を実現

各種土木コンクリート構造物目地の長寿命化

土木用シーリング材である1成分形ポリウレタン系シーリング材「オートン超耐シーラーTF2000」は、従来のシーリング材にはない驚異的な高耐候性能を有するだけでなく、初期の物性を長期間維持することから、各種土木コンクリート構造物目地の長寿命化(=期待耐用年数20年)に貢献し、コストパフォーマンスに非常に優れた目地材です。

具体的な主要用途は、橋梁の地覆・壁高欄および橋脚の沓座廻りの目地、ボックスカルバート・ヒューム管・マンホール・共同溝・防火水槽等の目地、コンクリート構造物のひび割れ補修等です。

  • コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」
  • コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」
  • コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」
  • コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」
オート化学工業株式会社 技術研究所  担当 / 七字 栄樹

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-33 グラウンドアンカー緊張力点検の効率化を図る「VIBRES(ビブリス)システム」

緊張力測定に振動を用いることで、点検作業の効率化と安全性向上を実現

アンカーの自由長部に小型バイブレータを取り付け、スウィープ振動を加えることでテンドン自由長に固有振動を励起し、その周波数から緊張力を測定する技術

グラウンドアンカー(以下、アンカー)は、緊張力によって斜面やのり面の安定化を図るもので、維持管理が必要な構造物です。従来の緊張力測定には、油圧ジャッキを用いたリフトオフ試験が行われていましたが、足場や大型機材が必要な試験で、これに代わる簡易で安価な方法が求められています。
本技術は、アンカーのテンドン自由長(PC鋼より線)が、アンカー頭部と定着部の2点で固定された「弦」として振動することに着目したもので、その振動は、緊張力とテンドン自由長の長さに応じて変化する固有振動周波数を持っています。本技術では、小型バイブレータによってアンカー余長部に時間とともに徐々に周波数が高くなる「スウィープ振動」を加え、地盤内にあるテンドン自由長の固有振動を発生させ、その周波数を加速度計で読み取り、長さ、密度、周波数の物理式によって緊張力を算出するものです。1回の測定時間は60秒~120秒と従来の方法に比べて短く、測定機材も軽量・コンパクトで、維持管理の効率性および安全性の向上を実現します。

  • グラウンドアンカー緊張力点検の効率化を図る「VIBRES(ビブリス)システム」
  • グラウンドアンカー緊張力点検の効率化を図る「VIBRES(ビブリス)システム」
  • グラウンドアンカー緊張力点検の効率化を図る「VIBRES(ビブリス)システム」
中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋株式会社 名古屋支店 道路技術部  担当 / 山崎 充

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-42 構造物の長寿命化を図るNUKOTE(ニューコート)ポリウレアライニング工法

ポリウレアの速乾性を活かした次世代ライニングによる工期短縮と高耐久化

工期短縮、耐久年数向上を可能にした超速乾ポリウレア樹脂による吹付け工法

ポリウレアとは、2種の樹脂素材の化学反応で生成されるウレア結合を基本とした樹脂化合物です。防水性、耐薬品性、耐摩耗性、防食性に高い能力を発揮し、様々な用途で対象物を保護する次世代のライニング材です。
数秒から数分で硬化する速乾性は施工の幅を広げると共に工期短縮に寄与します。またポリウレアは強さに加えて塗膜の柔軟性を併せ持っているため、コンクリートがひび割れなどを起こすようなケースでもひび割れに追随して防水層を保ち、基材を長期に渡って保護することが可能です。各種工場やプラント設備、コンクリートや金属構造物などへの長寿命化技術として活用されています。
他にも古くなったスレート屋根やブロック塀などの補強に使用されることも多くなり、台風での屋根の吹き飛び防止や飛来物からの衝撃防止、地震時のブロック塀の倒壊防止など、災害に対する予防保全としての材料としても期待されています。 

  • 構造物の長寿命化を図るNUKOTE(ニューコート)ポリウレアライニング工法
  • 構造物の長寿命化を図るNUKOTE(ニューコート)ポリウレアライニング工法
  • 構造物の長寿命化を図るNUKOTE(ニューコート)ポリウレアライニング工法
  • 構造物の長寿命化を図るNUKOTE(ニューコート)ポリウレアライニング工法
金森藤平商事株式会社 新規事業推進チーム  担当 / 清

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-08 土を固めるセメント系固化材

土と土がつなぐ国土強靭化

・土を固めることに特化したセメントです。
・水を多く含んだ土や、有機物を多く含む土でも固めます。
・防災・減災、国土強靱化に大きく貢献します。

セメント系固化材は土を固めるためのセメントで、ポルトランドセメントを母材として固化に有効な諸成分を添加・調整し製造されます。
近年、我が国では地震、台風、集中豪雨などの自然災害が多発、激甚化しており、防災・減災工事、復旧・復興工事においてセメント系固化材の用途が拡がっています。【改良地盤の震災・適用調査報告書:https://www.jcassoc.or.jp/cement/1jpn/kokazaihoukoku01.html】例えば、地震時の液状化被害を軽減するための格子状の地盤改良、河川堤防を強化するための地盤改良、粘り強い海岸堤防を構築するための陸側法尻部の地盤改良、既設構造物を耐震補強するための地盤改良などで、その効果が実証され、セメント系固化材の役割が大きくなっています。暮らしを下から支え、土と土をつなぐことにより安心・安全な社会の構築に貢献していきます。

  • 土を固めるセメント系固化材
  • 土を固めるセメント系固化材
  • 土を固めるセメント系固化材
  • 土を固めるセメント系固化材
一般社団法人セメント協会 普及部門  担当 / 小宮山、瀧波、安藤

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-11 スーパーマルチモール工法

近年の異常気象による水害から、生活環境を守るための推進工法

どのような地層でも対応でき、想定外の障害物がでてきても、推進機本体の中から撤去可能な工法

・岩盤層、礫、玉石層、転石も大きさに係わらず推進できます。
・面板加圧と泥水加圧で、自沈軟弱地盤でも安定した推進が出来ます。
・掘進内部より地盤改良施し、互層地盤に対して推進が出来ます。
・掘進機内部よりビットの交換が可能なので、長距離推進が出来ます。
・圧気工法と薬液注入施し、掘進機内から障害物を除去できます。
・3段の方向修正装置により、急曲線推進が出来ます

  • スーパーマルチモール工法
  • スーパーマルチモール工法
  • スーパーマルチモール工法
  • スーパーマルチモール工法
  • スーパーマルチモール工法
株式会社エイコーエンジニアリング 社長室  担当 / 西村 和仁

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-27 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」

高強力不織布を基材とすることで、高い追従性・防食効果を実現

特殊樹脂のよる柱脚の外部、内部の両面からの防食工法

①NEac工法
高強力不織布を基材とし、エポキシ樹脂を含侵させ接着する。
高い追従性を有し、防食効果を発揮する。
②ウレタン注入材
特殊ウレタン財を鋼管柱内部に施工。
腐食の原因である、空気・湿気の侵入を抑制する。

①、②を併用することで、道路構造物の腐食を抑制し、長寿命化へ繋げる。

  • 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」
  • 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」
  • 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」
  • 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」
小泉製麻株式会社 戦略推進事業部門 国土環境事業部  担当 / 長谷川 祐太

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B-27 道路を支える調査点検・維持作業技術

ラインセンサーカメラと光切断法で路面性状とトンネル覆工面を調査する測定車「イーグル」

路面性状とトンネル覆工面を調査する技術

1台の車両で、路面とトンネル覆工面・道路付属物の調査ができる多機能型道路性状測定車。時速100km/hで路面性状調査またはトンネル覆工面を高精細カラーで撮影し、光切断法で表面形状を高密度に測定する。

  • 道路を支える調査点検・維持作業技術
  • 道路を支える調査点検・維持作業技術
西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社 営業推進本部 営業部  担当 / 松田

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-12 上下均質な改良体を造成する地盤改良工法「パワーブレンダー工法」

深度方向上下を同時に撹拌しながら水平方向に掘進し、複数の地層でも均質に改良

中層混合処理工(トレンチャ式)

パワーブレンダー工法は、原位置土とセメント系固化材などの改良材を、トレンチャ式撹拌混合機にて、望ましい流動値で全層鉛直方向に撹拌混合しながら、水平に連続掘進させる事により、互層地盤であっても改良範囲全域において均質な改良体の造成を可能とする地盤改良工法である。

  • 上下均質な改良体を造成する地盤改良工法「パワーブレンダー工法」
  • 上下均質な改良体を造成する地盤改良工法「パワーブレンダー工法」
  • 上下均質な改良体を造成する地盤改良工法「パワーブレンダー工法」
  • 上下均質な改良体を造成する地盤改良工法「パワーブレンダー工法」
パワーブレンダー工法協会 事務局  担当 / 市原 延彦

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-26 コンクリート中の鋼材の腐食防止技術

塩害劣化を受けるコンクリート構造物の延命化に有効な電気防食技術

インフラ維持管理 コンクリート構造物の延命化 鉄筋腐食  塩害劣化対策 電気防食 NAKAROD方式

コンクリート構造物の塩害劣化…外部よりコンクリート中に侵入してきた塩化物イオンによって鋼材が腐食し、さびの体積膨張によりかぶりコンクリートが剥落し、構造物の耐力を低下させる現象です。
電気防食…陽極システムからコンクリート中の鋼材に防食電流を供給し、電気エネルギーによって鋼材を腐食から守る工法です。電気防食工法には商用電源を使用する外部電源方式と商用電源を必要としない流電陽極方式があります。
NAKAROD方式…流電陽極方式の電気防食工法であり、電力供給が困難な構造物への適応が可能で停電の影響も受けません。線状の陽極を使用しているため、目視によるコンクリート表面の確認が可能となり、維持管理性に優れています。また、陽極システムのユニット化に成功し、従来の工法よりも飛躍的に施工性が向上しました。
NETIS登録番号 KT-180059-A(線状流電陽極ユニット方式電気防食工法)

  • コンクリート中の鋼材の腐食防止技術
  • コンクリート中の鋼材の腐食防止技術
  • コンクリート中の鋼材の腐食防止技術
  • コンクリート中の鋼材の腐食防止技術
株式会社ナカボーテック 営業統括部 橋梁RCプロジェクトチーム  担当 / 立石 英也

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B-28 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」

高頻度モニタリングにより損傷箇所を自動検出し、見える化、省力化を実現、さらに修繕計画までサポート

路面測定装置【ACTUS】と舗装管理システム【PSSⅡ】のマッチング技術は、ACTUSで乗り心地を測定した結果をPSSⅡに取り込むことにより路面状況を可視化できる技術となっており、高度な維持管理業務が可能となる。

ACTUSは舗装路面の状況を評価するIRI(国際ラフネス指数)簡易計測システムであり、加速度センサーと衛星利用測位システム(GPS)を装着した一般車両を走行させることにより、日常的のモニタリングを可能とした。PSSⅡはACTUSで得られた結果から道路基盤地図に路面状態をマッピングと動画による可視化、システムの自動集計による補修範囲の自動選定、概算工事費の算定の省力化が実現できる。

  • 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」
  • 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」
  • 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」
  • 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」
地崎道路株式会社 工務部ICT推進課  担当 / 山田 雄一

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-39 コンクリートの長寿命化に寄与する耐食技術

下水道など排水処理施設を微生物腐食から守ります

【防菌コンクリート】コンクリートの腐食予防技術
【スラスラ工法】強腐食環境での防食技術

【防菌コンクリート】腐食に関与する微生物の活動を抑制する防菌剤を混和することにより、コンクリートを腐食から守ります。
【スラスラ工法】微生物が作った硫酸を遮断するために、コンクリート表面に施すシートライニング工法です。
どちらの技術も腐食環境に応じて使用することにより、耐用年数を確保することが証明されています。

  • コンクリートの長寿命化に寄与する耐食技術
  • コンクリートの長寿命化に寄与する耐食技術
株式会社安藤・間 技術研究所研究開発推進部  担当 / 野原 敦子

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-24 アスファルト舗装の長寿命化技術
「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」

アスファルトの柔軟性とエポキシ樹脂の強靭性を併せ持つ「スーパーEPOアスコン」
コンクリート舗装の強度に近づいた高強度半たわみ性舗装「ウルトラペーブH」
予防的な薄層補修による舗装の延命化工法「リフレッシュシールMix-H」

高耐久性舗装と予防的な維持工法により、舗装の長寿命化とライフサイクルコストを低減

①スーパーEPOアスコン
一般的なアスファルト舗装に比べて、耐久性がきわめて高く、通常の半たわみ性舗装に匹敵する耐流動性を有しています。アスファルト舗装であるため、半たわみ性舗装に比べて早期の交通開放が可能です。

②ウルトラペーブH
従来の半たわみ性舗装に比べて、耐静止荷重性・耐流動性・耐据え切り性、耐油性等の性能を大きく向上させた舗装です。

③リフレッシュシールMix-H
厚さt=15~20mmの表面処理工法なので路面切削が不要で、廃材の発生を抑制できます。低コストで路面のリフレッシュが可能で、予防的な維持工事により既設舗装の延命化を図れます。

  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
日本道路株式会社 北関東支店 営業部 技術営業課  担当 / 江頭 伸彦

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / B-23 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」

作業船上からの遠隔操作により水中構造物据付の「安全性向上」、「省人化」、「省力化」を実現。
潜水作業の機械化および自動化を図り、水中作業の無人化をめざす。

「水中ジャイロ」は、吊荷の水平回転を制御できます。「水中遠隔玉外し装置」は、水底に据付けた吊荷の玉外しができます。どちらも遠隔の船上から操作および制御ができます。これら2つを組合わせて使うことで、水中作業の無人化へ近づけて行きたいと考えています。

「水中ジャイロ」は、クレーン作業において、ブロックの回転をジャイロスコープの原理を利用して遠隔制御する技術で、従来は、潜水士の介錯ロープ操作で対応していました。本技術の活用により、潮流があっても遠隔操作でブロックの向きを保持できるため、安全性及び施工性が向上します。
「水中遠隔玉外し装置」は、水中ブロック据付において、超音波信号によりロックを解除しフックを回転させることにより遠隔で玉外しを行う装置で、従来は、潜水士の手作業で対応していました。本技術の活用により、潜水士作業を省人化でき、玉外しの作業効率が向上します。
上記2つの技術の組み合わせにより、吊荷の向き調整、玉外しを船上から遠隔操作で制御でき、玉外しを短時間できるので、潜水士は吊荷を監視するだけでよく、安全性と施工性の両方が向上します。この2つの技術を組合わせて使うことで、水中作業の無人化へ近づけて行きたいと考えています。

  • 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」
  • 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」
  • 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」
  • 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」
若築建設株式会社 経営管理部門 経営企画部  担当 / 古郡 隆行

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-31 最先端技術を使って斜面災害を未然に防ぐ!
「SVマップ」「感太郎」

点群データから作成される詳細な地図とIoT傾斜センサーの活用により斜面の危険性を見える化

『SVマップ』により細かな地形を視覚的にわかりやすく表現
『感太郎』により小型軽量・省電力・低価格で斜面をモニタリング

『SVマップ』と『感太郎』により、地形に潜在する危険性を見える化する技術です。
『SVマップ』は、Sky View Factor(天空率)を応⽤し、UAV等の点群より傾斜度とカラー合成して画像化する新しい微地形表現図です。
『感太郎』は、MEMSにより小型軽量化・省電力・低価格を実現したIoT傾斜センサーです。
対象が河や湖の場合でも,魚群探知機を活用した『Nソナー』の点群より水底を知ることができます。

  • 最先端技術を使って斜面災害を未然に防ぐ!<br>「SVマップ」「感太郎」
  • 最先端技術を使って斜面災害を未然に防ぐ!<br>「SVマップ」「感太郎」
  • 最先端技術を使って斜面災害を未然に防ぐ!<br>「SVマップ」「感太郎」
中央開発株式会社 技術センターDX推進室  担当 / 岡田 直人

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-15 豪雨流木災害(J-HDスリット)津波漂流物被害(津波バリアー)を防ぐ技術

①流木捕捉機能の追加による既設砂防ダムの機能UP(J-HDスリット)
②津波で発生した漂流物を捕捉する防護柵(津波バリアー)


・不透過型砂防堰堤に流⽊捕捉工の追加設置により、高機能化・多機能化を実現
・鋼製流木捕捉工のメイン工法

・津波被害を最小限にするために破壊の連鎖を生む漂流物を制御する工法

①既設不透過型砂防堰堤の原形を極力保ったまま(水通し部を切欠いたり、袖部を嵩上げすることなく)設置可能です。縦材間隔は、従来の鋼製流木捕捉工と同様とし、洪水時の水位付近に横材を配置することで、従来の鋼製流木捕捉工と同等の流木捕捉機能を発揮します。

②津波により小型船舶やコンテナ、車、木材などが漂流物となり後背地の津波被害が拡大することを防ぐと同時に、車両や木材などの流出防止する津波漂流物防護柵です。

  • 豪雨流木災害(J-HDスリット)津波漂流物被害(津波バリアー)を防ぐ技術
  • 豪雨流木災害(J-HDスリット)津波漂流物被害(津波バリアー)を防ぐ技術
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JFE建材株式会社 防災技術部  担当 / 飯塚 幸司

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-10 狭い場所でも水路の構築が可能な技術「オープンシールド工法」

管路構築工においてジャッキを使用して推進する自走式土留を用いることにより仮設備・工期・コストを縮減

河川・水路の新設・改築工事等の函渠・U型開渠の施工効率化技術

オープンシールド工法は、オープンシールド機を使用してプレキャスト製品のボックスカルバートやU型開渠を地中に敷設する工法です。
特に家屋が近接した狭い場所での水路や河川の新設・改築に適しており、軟弱地盤・地下水のある地盤での施工、重要施設(鉄道、国道、橋脚等)に近接した施工が可能であり、限られた用地の中で安全、確実、経済的な急速施工を得意とする工法です。構造物近接により鋼矢板等の土留が施工できない場所で多く採用されています。

  • 狭い場所でも水路の構築が可能な技術「オープンシールド工法」
  • 狭い場所でも水路の構築が可能な技術「オープンシールド工法」
  • 狭い場所でも水路の構築が可能な技術「オープンシールド工法」
  • 狭い場所でも水路の構築が可能な技術「オープンシールド工法」
オープンシールド協会 事務局  担当 / 小田原 秀明
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