インフラ分野の脱炭素化・GX(グリーントランスフォーメーション)技術 / C-06 電動化および自律化によってCO2排出量削減を目指す締固め機械とICT施工
脱炭素化と省人化に向けた取組と土木工事(締固めや路面切削工等)を担うICT(情報通信技術)建機
電池で動く4ton振動ローラ
脱炭素化やカーボンニュートラルへの対応を目的としており、走行、操舵、制動および振動の全てが電気で動作します。排出ガスゼロで施工できる他、走行音が静かであること、加速や停止が滑らかであるため、アスファルト舗装の平坦性が向上するなどの効果が見込まる技術です。起振力などに代表される振動性能や登坂性能は、現行機種と同程度を維持しています。稼働時間は、小規模の施工現場であれば十分に施工が可能となっています。カーボンニュートラルへの取組は、排ガス規制の対応や燃費改善を1980年代から、電動化の研究は1990年代から行っており、本技術は、国内の施工現場で最も一般的な4ton級の振動ローラを対象としたフル電動化技術です。
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