防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-06 流域全体で水災害を防止・軽減・復旧する技術
水陸両用ブルドーザ:浅水域を作業領域とする無線遠隔操縦式の水陸両用建設機械
流起式可動防波堤 :水の流れの力を利用して、人的操作が必要なく、無動力で可動する流起式防波堤
トーコンプラス工法:老朽化した既設モルタル・コンクリート吹付面をはつり取ることなく安全な法面に補修・補強する工法
【水陸両用ブルドーザ】
・通年施工が可能で、陸上機械や作業船では施工困難な水深7mまでの浅水域を作業領域とする無線遠隔操縦式水陸両用機械
・ICT施工により施工状況をリアルタイムに把握・記録することが可能
NETIS:QS-220011-A
【流起式可動防波堤】
・可動式防波堤の一種類で、水の流れの力を使用して無動力で可動する機能
・電源や人的操作が必要ないので、電源喪失により防波堤が機能しない・操作する作業員が被災するというリスクが無い
【トーコンプラス工法】
・老朽化モルタル・コンクリート吹付面のはつり作業が原則不要
・2種類の短繊維を配合した高品質モルタルによって施工後のひび割れを抑制
NETIS:CB-130011-VR
【水陸両用ブルドーザ】
1969年、富山県常願寺川に初めて投入されて以来、港湾整備や浚渫工事、治水のための河道掘削工事など1,200件を超える実績を有します。
2022年8月、施工履歴データによる出来形管理可能なシステム「ICT施工対応の水陸両用ブルドーザ工法」として、国土交通省の新技術情報提供システムにも登録されました。
本工法は、急な出水でも退避できる事が他工法に比べ有利であり、災害復旧では東日本大震災や熊本地震等でも稼働し、近年では河道掘削やダム堆砂除去等、政府が推進する国土強靭化、流域治水プロジェクトに貢献しています。
【流起式可動防波堤】
防波堤には、船舶等の日常航路を確保するため開口部が設けられています。
そのため、この開口部から津波が侵入し、港内においても被害が生じており、港湾施設の課題となっています。
本技術は、津波襲来時に防波堤として機能する可動式防波堤の一種類ですが、大きな特徴は、水の流れの力を使用して無動力で可動する機能です。
電源や人的操作が必要なく、電源喪失により防波堤が機能しないリスクや、操作する作業員が被災するリスクを無くします。
【トーコンプラス工法】
従来、老朽化した吹付モルタル・コンクリート面は、既設吹付面をはつり取り、背面地山の風化部を除去した後に、再度吹付を行う対策がとられていたが、はつり作業や風化した地山の整形作業には危険が伴うほか、交通規制や大量の産業廃棄物が発生するなどの問題がありました。
本工法は、原則として既設吹付面をはつり取ることなく、補修・補強する技術(増厚工)であり、地山の風化深さに応じて、補強鉄筋タイプ(風化深さ1m以下まで)、ロックボルトタイプ(風化深さ1~3m程度まで)を選定することができます。
また、打設した補強鉄筋の頭部に設置するフレームワッシャーにより、地山・既設吹付と新規モルタル吹付を一体化するため、一般的な増厚工より少ない補強鉄筋および付着部材(ファスナーボルト)での施工が可能となり、工期の短縮や経済性の向上がはかれます。
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